コンテンツへスキップ

国際歴史論戦研究所の矢野義昭 上席研究員が令和3年(2021年)9月に勉誠出版から出版した書籍「核抑止の理論と歴史ー核の傘の信頼性を焦点に」をご紹介します。


令和3年(2021年)10月
上席研究員 矢野義昭

この度『核抑止の理論と歴史ー核の傘の信頼性を焦点に』(勉誠出版)を出版致しました。

核時代の今日、核保有なしには大国足りえない、それを熟知していた各国は核保有をめぐり熾烈な戦いを繰り広げてきました。その理論と歴史を知ることなく国際社会の動きの真相は理解できません。

日本を取り巻く安全保障環境は大きく変化し、核抑止を米国の核の傘に全面依存する時代は終わりつつあります。もはや核問題をタブー視することは許されません。日本の将来の安全と独立維持のため、日本の核保有を真剣に検討すべきときです。

本書は世界の核保有国の核保有の歴史及びその背景にある国際政治環境と理論について、総合的に分析検討を加え、日本の採るべき核戦略、核装備について論じた研究書です。

約780頁の大部ですが、是非とも大学や研究室にお備え頂き、広くご活用賜りますようお願い申し上げます。

書籍チラシ・注文書 PDFはこちらから